ファリス兄弟と愛しいものへの個人的な祈り
はとさん(@810ibara)
(わたしが動かされたもAdventCalender2019:
わたしのコンプレックスは「声が通らないこと」だ。
声が小さいわけではないが、とにかく周囲に伝わりにくい。
このコンプレックスのせいか、声の大きな人が昔から苦手だった。
この苦手意識が、人前で自分の好きな人、
自分の心は自分だけのもので、
このアドベントカレンダーの記事も、
だけど、12月に入って、
わたしも自分の感じることをそのまま語ってみたいと思う。
前置きが長くなりましたが、この記事では、
洋楽にはほぼ造詣がなく、
※Rhythm+
<Rhythm+Flowという番組>
DSmokeはNetflixで10月より配信が開始された「
カーディB、T.I、チャンスザラッパーの3人が審査員となり、
この番組の面白いところは、優勝者に与えられる賞品が、
優勝を逃したとしたとしても、勝ち進めた参加者は、
それでなくてもこのSNS時代、
この番組を見始めたきっかけは、「なんかスカッとしてーな・・・
わたしはここ何年もK-POPアイドルだけを見てきた。K-
トレンドの楽曲、高い歌唱力、一糸乱れぬダンス、
契約問題、事務所のトラブル、不都合な真実、
今年は特に、ジェットコースターのように光と闇を行き来した。
ちょっと気分を変えるつもりで見始めたのが、
ところがどうだ。
見始めたら最後、スカッとどころか、
そんな秋を過ごし、気づけば冬になっていた。
<DSmokeという人>
DSmokeは最初のエピソード、
ボクシングで鍛えられ堅く締まった長身、
ジャンプスーツがはまりすぎていたので、
しかし彼は子供たちにスペイン語と音楽を教える学校教師である。
歌詞の内容は彼の自己紹介的なものだったが、
単に外国語を使っているから知的に見えるわけではない、
<運命のサンプリング>
「Rhythm+Flow」の大会構成を少し。予選はLA・
そこから総勢30名が選出され、本戦であるLA大会に進む。
LA大会ではサイファー、バトルラップ、MV制作、
MV制作以外は全て本番一発勝負のため、
こういったコンペ番組につきものである各々過去のビハインドスト
わたしがDSmokeに完全に落ちた曲は、ジョージ・
ここでDSmokeは致命的なミスをする。
このステージは、
しかし不思議なことに、
「AtmicDog」をベースにテンポが落とされた曲にのって、
それでもステージは盛り上がった。笑顔で歓声を上げる観客。
彼の地元、
美しいメロディにのる散文的な歌詞。
パフォーマンスの最後は大歓声だった。涙が出た。
カーディBからの最初の評価で、
DSmokeが審査員達からどう総評され、
わたしはこの「AtmicDog」のパフォーマンスで、
DSmokeの良さを何か一つ上げるなら、
「最悪なアイディアか天才かのどっちかだよ」
と言わせたところだ。痺れる。
番組の中でDSmokeは、
▼Rhythm+FlowでのDSmokeのステージ(
https://youtu.be/BQ7IAbWKmzg
▼For the ART(DSmokeとピアノ)
https://youtu.be/XJYEUYaBaXI
<弟もいる ファリス兄弟>
さて、DSmokeに心を奪われたわたしは、
毎日毎日、移動中はDSmokeの曲を聞き、
それもやりつくすとぼんやりしてしまった。
友達に布教して彼を語るか?それは前述のように得意じゃない。
ネットを駆使して彼を調べつくすか?でも、それって自分がK-
とりあえず家族にRhythm+Flowwを勧めてみた。
「弟も歌手なんだね!」
弟・・・?
そう、DSmokeにはSiRという弟がいた。ケンドリック・
家族から弟SiRのインタビュー記事を送ってもらった。
「ChasingSummer」も間違いない名盤だった。
▼SiRの該当インタビューは記事こちら
https://hypebeast.com/2019/10/
<Soul Train Awards>
兄からの弟って、さすがに無節操かしら。
そんな気持ちで過ごしていた秋の日。11/15、
instagramを開くとストーリーにDSmokeとSiRが
「?」
同じ動画である。
二人はラスベガスに向かったらしい。何故。
その2日後に更に息を飲む出来事が。
マイクを握るSiRとピアノに向かうDSmoke。
▼Soul Train Awards SiRとDSmokeのステージ
https://www.instagram.com/tv/
DSmokeはRhythm+Flowのなかで、
SiRはストレスフルなアーティスト活動において、
そんな2人が1つのステージに立つことが、
<とても個人的な祈り>
DSmokeは番組の中で「誠実な音楽を届ける」と言った。
誠実な音楽とはなんだろう。分からないまま冬になった。
ひとつ確かに感じるのは、DSmokeの音楽からする"自由"
SNS、特にTwitterを開くとついやってしまう癖がある。
素早く何度かスクロールをして、自分が大切に思う人に「
「良くないこと」に、本当に心が砕かれるときがある。
することが増えたように思う。
人生は短い。できれば美しいものだけに囲まれて、
誠実な音楽とはなにか。わからないけど、
「元気で」「頑張って」なんて、求めすぎているようで、
ただ、小さく、これだけ。
「大切な貴方に、幸せだと感じる時間が、
<#ぽっぽアドベント アドベントカレンダーに寄せて>
タイムラインではとさんのアドベントカレンダー企画を見つけたと
幼いヨアキムが、
語らざるをえない物語を語る、
はとさんありがとうございました!